最近ircの人狼botを弄っていて、発言権管理だけじゃなくてオペレーター権限も管理させようとしてたら失敗して全員なると失なったりとかよくやります。
ご迷惑おかけしております
freenodeでテストしてるんですが、freenodeだとNickServとChanServが使えるとretletが教えてくれました。
NickServとChanServを使用すれば全員がなると失なっても復帰出来るようです。
やりましたね。
なると職人の朝は早い。
まずnickservのコマンドでサーバーにnickとpassのセットを登録する所から始まります。
サーバーのtalk(msg)でnickservにコマンドを送る形で操作します。
使用出来るコマンドは以下
GHOST | 古いセッション等に使用されているnickを取り戻す。 |
---|---|
GROUP | アカウントにnickを追加する。 |
UNGROUP | アカウントからnickを削除する。 |
IDENTIFY | 認証する。 |
INFO | アカウントに登録されている情報を見る。 |
LISTCHANS | 登録中のチャンネルと権限の一覧を見る。 |
REGISTER | サーバーに登録する。 |
SET | アカウントのフラグ等を設定する。 |
RELEASE | 自身が登録しているnickを使用しているユーザーから取り戻す。 |
ACCESS, DROP, HELP, ID, LOGOUT, MYACCESS, SETPASS, ACC, STATUS, TAXONOMY, VERIFY, LISTOWNMAIL(ちょっとRELEASEの挙動がよくわからない、GHOSTと違うんだろうか。
また上記の一覧(の英語版)はhelpと送れば教えてくれます。
また、help GROUPとか送れば詳しい解説とコマンドのフォーマットも教えてくれるので、基本的にhelp投げれば使い方は分かります。
2009年3月15日現在、helpコマンドで返してくれるコマンドは上記ので全てです。
基本的なコマンドだけ解説。
●REGISTER
サーバーに現在使用中のnicknameとpassのセットを登録する。
REGISTER <password> <email-address>
登録して認証出来るようにしないと他のコマンドが使えない。
このコマンドを投げると記述したメールアドレスにメールが送信され、メール本文に記載されたコマンドを投げる事でアカウントが有効化される。
●IDENTIFY
チャンネルの保守コマンドを実行する為にログインします。
現在使用中のnickでログインする場合は
IDENTIFY <password>
nickを指定してログインする場合は
IDENTIFY <nick> <password>
でログインできます。
俺はtiarra経由で繋いでいて、tiarraはサーバー設定でpassを設定しておけば自動でidentifyしてくれます。
ベンリー
●SET
各種設定を変更します。
パスワードの変更もこれを使用します。
変更出来る項目には以下の種類があります。
アカウントに登録されているメールアドレスの変更。 | |
EMAILMEMOS | 渡されたメモを登録しているメールアドレスに転送する。 |
HIDEMAIL | 外部に対してメールアドレスを公開する。 |
QUIETCHG | チャンネル変更などのメール(広告?)の送信を受諾する。 |
NOMEMO | メモを受け付けるかどうか。 |
NOOP | サービスが自動的にモードを付与するのを防ぐ。 |
NEVEROP | アクセスリストへの登録を防ぐ。 |
PASSWORD | パスワードを変更する。 |
PROPERTY | アカウントに付与されるメタデータ(urlやicqパスなど自由)の編集。 |
ACCOUNTNAME | アカウント名の変更 |
PRIVATE | 他のユーザーから自身の情報を秘匿する。 |
ENFORCE | nicknameの自動制御を許可する。 |
HELP SET <setcommand>
ChanServのコマンドはまた次回にでも。
(追記)
●関連記事
tyoro.exe: ChanServのコマンド
tyoro.exe: NickServとChanServでのなると復帰の要約
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