先にリストアップしていた国内サービスの試しが一通り終わったので、海外のサービスに目を向けてみます。
国内と国外ではユーザーの傾向が違ったりしそうなので、サービスもけっこう違う感じで面白そう。
洋書ベースになるので、俺が使う事は無いにしても触っといて損は無い。
ではリストアップしていた『LibraryThing』『Shelfari』の2つに挑戦。
○LibraryThing
海外の超大手蔵書管理サイト。 蔵書管理ってか、ソーシャルタギング/ソーシャルカタロギングのサイトかな。
登録 | id,pass,mail。mailは任意 |
アフィリ | 英語サービスなのでいまいちわからんが無さげかな。 |
プロフィール | HN,image,自己紹介,本棚の紹介,サイト、本名、所在地等 |
蔵書 | 選択可能なリスト表示スタイル(スタイルの改造も可能)、一覧からRating等の編集も可能、各種リンク、印刷ボタン。 カバービューも選べる。 カバー時はサイズの変更等も可能 |
本の登録 | ブックマークレット、個別ページ |
登録データ | Titleなども含む本データ、Rating、Tag,review、著者/副著者 購入日、読書開始日、読了日、登録日、コメント、自分用コメント、 |
本のpermlink | 本のデータ、Tag、Link、評価、人気、人数、レビュー、会話(?、Conversations) ライブラリへの追加、リコメンド、 個別商品ページもたくさんある。(Main page,etails,Member reviews,Recommendations,Descriptions,Conversations,Common Knowledge,Members,Debris) |
検索 | 検索フォームが大量、検索結果は「タイトル by 著者 (人数)」だけのシンプルな一覧 |
その他 | 各種外部サービスを使ったfriendsの招待機能が豊富? 図書館のOPACにWidgetsを(お薦め・関連・類似図書、別版・翻訳版の表示、タグ、ブックレビューと評価) Amazonだけではなくアメリカ議会図書館他、国内の大学図書館等からデータとってきてる 200冊までは無料、それ以上は年10ドルか25ドルで永久使い放題 「Swap this book」本の交換機能(古本交換サイトとのリンク ブログに使えるWidgets 各所にグラフ表示などが組み込まれ情報の視覚化がなされている。 ランキング的なモノ?<zeitgeist コミュニティ的なもの?<Group スレッドが本や著者と関連付け可能な掲示板的なもの?<Talk FireFoxのAddOnやらExploreの拡張? API公開に携帯との連携?とか色々あるみたい。 お気に入りの作家 比較的柔軟なアカウント設定 |
・雑感
ログインの入力欄の下のjoinを押すと、画面遷移無しで登録エリア出るのは、ありがたい。
こーゆー小さい所も見習いたいなぁ。
検索フォームは、検索対象をプルダウンから選ぶのではなく、検索フォームが並ぶ形。
国内では珍しいけど海外だとよくあるのかな?
これは一見しただけで選択肢を把握できるし、使い慣れてくれば位置を覚えてシームレスに検索できていいかも。
プルダウンは使い慣れてもめんどくさい。
表示の遅い部分だけiframe内に入れてる?(登録画面
表示のラグに対応するかしこいやりかたかもしれん。
Groupが作成できるのでいくつかコミュニティが存在する模様。
図書館関係者達のコミュニティがある。http://www.librarything.com/groups/librarianswholibrar
インターフェース的にかなりパクリたい見習いたい所多数。
著者別ページとか勉強になります。
○Shelfari
LibraryThingの次に利用されてるのかな?
Amazonの出資を受けてて、AmazonのアフィリIDでユーザーにも配当が入るタイプ。
見た目がとてもWEB2.0
登録 | 本名、mail、パスワード |
アフィリ | Amazonアフィリを利用可能 |
プロフィール | 画像、Location、自己紹介、表示設定(どの状態のShelfを表示するか) |
蔵書 | グラフィカルな本棚表示。動作も軽く、表示件数も簡単に選択可能。 ページで分けられているので重くなりすぎる事は無いが、一括で見れない不便さも。(AutoPagerize展開もできない。 |
本の登録 | 検索結果一覧より(登録パラメータも簡単に設定しながら)、商品個別ページ。 |
登録データ | Rating、read/reading/plan/Own/Wish/Favorites |
本のpermlink | 各種パラメータ/書籍情報/編集欄/レビュー一覧 その他(メンバー一覧の一部、書籍の所属Group |
検索 | |
その他 | 各種サービスから招待メール送信。(危うく全GmailFriendsにメールだしかけた。 ブログパーツ(Widgets) レビューに対する評価 複数画像がある商品の場合、使用する表紙を変更できる。 |
・雑感
まず見た目から最近のWEB2.0を謳ったサイトと似た系列ですね。
とてもSNSベースな匂いがします。
Friends登録や招待とかがかなりでかい。
(ユーザー登録して最初に遷移するページが、他ユーザーの招待ページってのはどうなんだろうなぁ。。。
表示は表紙画像を使ったグラフィカルな表示が多い。
検索結果一覧の登録インターフェースは同様の物を実装したい。
かなりインターフェース的に良く出来てる。
機能的に少し物足りない気も。
せっかく購入希望や読書中などのパラメータがあるのに、そのアウトプットが弱い。
Friendsが今読んでる本一覧とか欲しい。(Last.fm的な
各項目が、けっきょく本棚表示のフィルタリングにしか使われていないのはもったいないと思う。
もう一つ、後は検索して見つけた『Goodreads』というサービスがあるんだけど、特筆すべきことはなさそうなので割愛。
むふー。
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以上でリストアップしたのは一通り確認できた。
次に以前@ono_matopeに教えてもらったサービスをいくつか試してみようと思います。
これが終わったらまとめに入って、自分が欲しい機能の洗い出しと優先度の付与。
簡易設計かな。
はじめまして。こんにちは。
本を管理するのに、いろいろ使い比べています。この記事も、参考にさせていただきました。ありがとうございます。
私がみつけたのでは、
カフェボッサ
http://www.bossabooks.jp/cafe
というのがあります。いかがでしょうか。
コメントありがとうございます。
返答遅れてもうしわけないです>、<
暫くサービスの検証の手を止めていたのですが、いくつか新規サービスもあって、また試してみたいと思っている次第です。
またまとまった時間取れましたら、教えていただいたサイトも含めて、検証させていただきますです!