口頭で説明したら『資格どう勉強会?』みたいな聞き取られて方をしてしまったのだが、鹿駆動勉強会に行ってきました。
前日の夜からプログラマーズナイトで朝まで飲んでいて、そのまま帰らずに奈良にいってみたら実は13時からだったので近鉄奈良駅で爆睡してましたけど、僕は元気です。
2時間ほど寝てから会場の公会堂近辺を散策したけど、いい所ですね。
会場は奈良県新公会堂 能楽ホール。
能楽ホール?
そう名前の通り能の為のホールです。
こんな所でやる勉強会が面白くないわけがない。
という事で、プログラマーズナイト主催の@kogetsuに誘われて二つ返事で行く事にしたわけだけど、
俺は以前バイト時代に java を触っていたくらいで java や scala 方面には疎いので、普段聞かない分野の範囲が多めだったんだけど、
自分が直接やらないから関係ない じゃなくて、色んな事を知って、またそれに興味を持って手を出していきたいので、いい機会になりました。
ちょっとノートの電源の問題で序盤数セッションと最後のセッションはメモが取れなかったので記憶の範囲で書いてるんだけど、きっとそれぞれ資料が上げられる事だろうから詳細に書く必要はないのだろう。
以下は基本的に感想とかです。
JavaFX に関する3セッション
最初は@skrbさんのセッション。
しょっぱなからかっこいいムービーでスタートする。
スライドそのものが JavaFX で作られていて、プレゼンそのものがデモになっていて、しかも面白いという凄い 伝わり易い LT から始まった。(生演奏もある)
JavaFX は Swing の後継という事で、もう7年くらい Java に触ってない俺には未知な世界っと思いきや、C# における xaml のような構造になっていってて、とてもとっつき易そうで作りやすそうな感じだった。
面白いなっと思った点は、
- FXML にはスキーマがない
- デザインは CSS
といった点。
とくに後者は xaml のスタイル作成と適用の煩雑さにイライラしている身としては とてもうらやましい。
前日のプラグラマーズナイトのセッションで java8 のインターフェースのメソッドがデフォルトの実装を持てる話しとかも( ブツかった時の制約がなんともアレにせよ ) 色々と新しい仕様が乗ってて、以前触っていた頃はできる事が増えてて楽しそうだなと思う。
その後のセッションでGUI操作をバックグラウンド処理のスレッド棲み分けみたいな話しは、WP7でさんざやってる事だったけど、やっぱりにたような物には似たような技術が必要になりますね。
ただ何かReactive Extensions的なもの無いのかなぁ とは思った。
システムアーキテクト
小さな会社でSE兼プログラマみたいな事してる自分としては、SIerさんの規模の話しは割りと雲の上の話しみたいな所があるんだけど、内容はとても面白かった。
自分ももっと上流行程に関わるべきなんだろうけど、やっぱり技術関係の所以外にはとんと興味がでないんだよなぁ。
(まぁ これも技術ではあるのだろうけど。
奈良で身に付けて今も役だっている技術
机上デバッグ大事だよね!
じゃなくて、ソースを追うのではなく 読み解く訓練って大事だよね というお話だった かな。
スタートした環境が古ければ古いほど、それ以降に出てきたものが どんな所が便利になったのか・何を解決する為に作られたのか を体感して知っている。
今からプログラムを始めようという人は必ずしもそれをトレースする必要はない というか無駄だとは思うけど、
問題を解決する為に答を欲するんじゃなく、その過程を1つ1つ見ていく事が 理解を深める大事な事であり、後で血となり肉となる。
俺はプログラムに(まともに)始めて触ったのが VC++ 6.0からで、今からみると絶対に触れたくないものではあるんだけど、もっと昔にやられていた内容と比べるとかなりリッチな環境でのスタートだったんだろうな と思う。
その時に使っているものが何故こうなっているのか という所をちゃんと見るようにしながら使っていくようにすれば 、もう1つ掘り下げて理解できて良いし 最新の技術を追う楽しさ というのはそこにあるんだろうなと思う。
頑張らないと…
新卒エンジニアが1年目を振り返る
コードレビューでガンガン叩いで新人を育てよう!
割りと身内のIRCチャンネルでこういう話題になる事が多い。
それぞれの会社に新人が入る度にそのような事が行なわれている。
(パワハラにならん程度にな!
こっからはメモがある。
invokeDynamic
新しく追加されたjava仮想マシンの命令セット。
callsiteに登録して経由してMethodHadnleを呼ぶ
メソッドハンドルは結合したりできてる
動的につなぎあわせる事ができる為、JVM上で動作する動的言語で使われる。
ちょっとコアなお話だったので、その機構の理解はできても いまいち飲込めないのは、
俺が Java 以外の JVM を使う言語に触れてない所為な気がする。
資料;InvokeDynamic at #shikadriven 2012
innovation
iPhome,Facebook,twitterで世界が変わった。
継続的イノベーションと破壊的イノベーション。
行動が大事。
空想・構想・実装 の3つのソウ。
こういうのが「あったらいいな」を空想して、
それを実現できる形に構想して。
実装する。
「なんかいいよね禁止」
思考停止するな。考えろ。
思考停止するのは嫌いなんだけど、俺は行動に移す所が大きく欠けているので耳が痛い…
MongoDB、全文検索
elasticsearch java製全文検索サーバ。
Solrはめんどくさい。
何かんだで結論は『Glorbyの圧勝でした。』
発表してみたいなーと思うけどdemoは中々キツそうだな。
会場で通信が必須なものも、事故原因になってたりして難しそう。
node
Node学園祭の方から来ました。
11/18 にイベントがある。
詳しくは WEB で!(ページはまだない
個人的に node 回りは websocketしか触ってないけど、カメラ回りも触れる みたいなのはどっかで読んではいた…んだけど、
やっぱり実演を見れるのはいいね。
WebRTCにてCamera! audio!
jsでカメラ制御ができる。
顔認識とかもライブラリがある。
ソケットは10行とかでつくれるよね。
ライブラリ使えば10行とか20行でカメラ映像の顔認識とか出来るし jsもまだまだ限界じゃないぞ!
node.jsはキャッチマ的なものを作って遊んでたくらいだけど、ほんと数行書くだけでソケットまわりの挙動が書けて凄い楽でいいよね。
js テンプレートエンジン
jQuery template はベータのまま開発が終了し 非推奨になってしまった。
これからは JsRender 使えや。 というお話。
JsRender は jQuery template を作ってた人達が作ったプロダクトらしい。
シンプルに書けて良さそう。
そして JsViews !
これ今日学んだ事のなかでかなりの収穫なんだけど、データバインディングが出来る!
熱い。
属性として data-link="text" みたいに指定するだけ!
tiarraMetro をこれを使う形で書き直したいな。
phpフレームワーク kohanaについて
オープンソースの web FW でライセンスは BSD
CodeIgniterのコミュニティから発足。
そろそろ5年目で3.2がstable
軽量で高速、ライブラリフリー(PEARとかいらねぇ) HMVC(標準実装)
インストールが簡単で設定もいらず、php5.3があればさっくり動く。
(ドキュメントすくないし コミュニティは小さい
後方互換性があまり守られていないようだけど、まだ成長途中のプロジェクトという事かな。
良い所は省略されました---
日本語っぽい名前だけど、これ日本のプロダクトじゃないのか?
とりあえず、せっかく本職の PHP 関係のセッションが唯一あった事だし ちょっと触ってみるかな。
(ってか他所のイベントでも見たような気がする)
オブジェクト指向
内容は基礎的な所を あらためて(ちょっと視点を変えて)解説 的な方向だったけど、デモが超おもしろかった。
能楽堂に響き渡る北斗百裂拳ww
今後はオラオラですかー
Hadoopのasakusa FW
hadoopはI/Oを分散させる。
mapとreduce。
解析や大量データ処理など、データマイニングで使われている。
→夜間パッチとかで使おう。
しかしmapとreduceしかない… テストもしたい…
→asakusa frameworkならできるよ。
データフローの視点にそって設計。
java dslを書いて、FWに食わせると map,reduce群がかえる。
テストフレームワークもあって、excel好きな人でも みたいなページがあったがドラが鳴ってしまった。
>テストケース、テストデータ、検証内容をExcelで書ける
Unit Test Reconsiderd
xUnit Test Patterns 読書会から色々と
設計へフィードバッグしよう。
小さな単位でテストしよう。
同心円レイヤ。
ロジックをオブジェクトで表現。
→小さい仕事の集り
データをオブジェクトに射影。
→小さい仕事の集り
フレームワークに任せる所は任せる
goosを色んな言語で写経すれば分かるよ。
正直テスト回りサボりっぱなしで、小学生以下状態なので学びたい所。
どうにも個人的なプロダクトだと、思いついたものがその日のウチにある程度動く形にならないと投げだす みたいな適当さで生きてしまっているので、
ちゃんと最初にテストから書くみたいなクセがつかない…
ただ、そのプロダクトが最終的に成長した時に テスト絶対いるよなーみたいな状態になって砂を吐くので、何とかクセ付けたい所だわ…
未定 (irof
夜フクロウが酷いw
でも酷い単語が出ないあたりは どこぞの配信より平和だなw
『なら話すしか』
話す側の方が情報が多いし、フィードバックも得られる。
懇親会でぼっちじゃなくなるかもしれない。(かもしれない)
発表してみよう。
ノリが大事。
LTはだいたいテーマにそえばいいし、失敗しても5分ならいける。
→どんだけ非道くても、まぁ5分くらいは皆耐えれる!
とりあえず機会を見付けてやってみる事。
やらないと始まらない。
その辺、かなり参加障壁が低かったのでプログラマーズナイトで去年?LTやって大不評だったけど、まぁ酔ってる状態でその場で作ってプレゼンとかはロクな事にはならんなw
ちゃんとした形で発表してみたいなぁ。
(出来たらレベルが高すぎない所で…
未定 (ken
観客にLT内容を選択させるスタイル。
→テスト駆動F#
どれも面白そうだったけど、一番濃かったのに手を上げたら難しすぎたw
今の青空リーダーの実装のパーサー回りをF#で書きたいなーと思っているのだけど、学ぶ事が多そうだわ…
カバレジツールについて Hippo
会社で使っているカバレッジツールが微妙なので、じゃぁ作ってやろう という形。
コードを埋めるとか洗練されてないし、気持ち悪いのでデバッガを使うのとバイトコードレベルでやる。
行カバレッジはブレークポイントを全行にいれて、フックされたらカバレッジをtrueに。
分岐は、分岐のバイトコードからフックして分岐先を通ったか調査する。
→結果的に三項演算子でもいける
コンパイルするJVM言語なら 行情報が入ってればいける。
勉強会のつくりかた
implicit sika!
途中でバッテリーが死んでしまったが、まずは行動する事だな と思わされた。
今回は@kogetsuに誘われた形での参加だったけど、それ自体も広報が行なわれなければ 得られない事だっただろうし、人の導線を作っていくのは大切な事ですね。
俺は後はそれを縁にできるようにもっと積極的に話しかけてゆくべきなんだろうなぁ、
(眠さが極まってたのもあるけど)懇親会には参加せずに帰宅( ´-`)
資料:鹿駆動勉強会
あと1つ1つのセッションとは関係ないけど、進行が凄いスムーズでちゃんとしてて凄かった。
それはそうと今日、Swingさん何回死んだんだろう…
会場付近を散策した時に写真をちらほら撮ったので、その辺は tyoro.txt の方のブログに書いておこうと思います。
能楽ホールのあった公会堂の庭園。
貸し切り時以外は一般に開放されているそうだが、ちょっと奥に登った先の奈良八重桜がとても綺麗だった。
そよ風で散る八重桜の花弁は、一重咲きの山桜やソメイヨシノよりも1つ1つが小さくて、散り方が弱々しくて好き。
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